スイス昔話、ウィリアム・テルのお話。スイスのウーリ州の州都アルトドルフの近くにある小さな村に住む弓の名手、ウィリアム・テルという猟師が、オーストリアに支配されていた15〜16世紀のスイスで、ハプスブルク家の代官に反抗したせいで、自分の子供の頭に乗せたリンゴを射抜くことを命じられてしまう。しかし、弓の名手であるテルは見事射抜き、代官をひどく参らせたという、スイスの独立運動の心情が表れた伝説。
歓喜したり、困惑するスイスの村人の表情や美しい自然を、人気イラストレーター、アリキが交互に構成したカラーとモノクロページに活き活きと表現した可愛らしいイラストが楽しめる素敵な絵本。

1960年初版。ヴィンテージ絵本。
【状態】経年によるシミが見返しにありますが、60年代初版にもかかわらず、目立った傷みはなく非常に良好です。
サイズ: 24.5cm×18.5cm / 32ページ / ハードカバー / ダストカバー付
＜英語表記＞

著者紹介: Aliki Brandenberg (アリキ・ブランデンバーグ)