フランスの人気作家ジャクリーヌ・デュエムの絵本「みどりのゆび」。フランスのゴンクール受賞作家モーリス・ドリュオンが書いた平和をテーマにしたお話。裕福な家庭に育つチト少年が主人公。純粋で心優しいチトが、親指を押し付けると美しい花を咲かせる、つまり”みどりのゆび”を持つ不思議な少年。ある日、お父さんが経営する兵器工場を見つけると、チトは重大決心をする。純粋なチトの心を通して平和の大切さを詩的に語った文章と、ジャクリーヌ・デュエムの繊細で美しいイラストが引き立つ名作。翻訳版のイラストとは違ったタッチで描れたイラストも魅力的。＜テキストが中心ですが、1ページ毎に登場するモノクロとカラーイラストが楽しめる。＞

1972年版。古本。
【状態】経年による角の傷みや色褪せ（表紙上部）などありますが、中身の書き込みや破れなどなく、ほぼ良好です。
サイズ:  27cm×21.5cm / 118ページ / ハードカバー
＜フランス語表記＞

著者紹介: Jacqueline Duheme (ジャクリーヌ・デュエーム)