ル・コルビュジエ:著 森田 一敏:訳 / 小さな家

商品詳細

20世紀を代表するモダニズム建築の礎を築いた建築家であり、フランク・ロイド・ライト、ミース・ファン・デル・ローエと並んで「近代建築の三大巨匠」と呼ばれているル・コルビュジエが、まだ若かりし頃の1923年〜24年に両親のために作った家について彼自身のデッサン画や写真(コルビュジエの指示によりヴェヴェの写真教授ペテール女史が撮影)を用いて説明した一冊。60㎡の小さな家だがコルビュジエにとっては特別で愛着のある家。85ページ足らずの手のひらサイズの本ながら、小さな家のために十分に練られたプランとともに完成させるまでのプロセスが楽しめる充実した内容。
コルビュジエ入門書としても、またすでに多くの彼の書物を楽しんでいる方は巨匠のもうひとつの魅力が発見できる。

2007年版。新本。
サイズ:18.3cmx13cm / 85ページ 

著者紹介: Le Corbusier (ル・コルビュジエ)
1887年スイス生まれ。フランク・ロイド・ライトなどと合わせて「近代建築の三大巨匠」と呼ばれている、モダニズム建築の礎を築いた20世紀を代表する建築家。 1928年〜31年の発表した代表作「サヴォア邸」で新しい建築の5要点(ピロティ、屋上庭園、自由な平面、水平の連窓、自由なファサード)である近代建築の五原則を示し、1947年〜52年では主張の実践である建築理論ドミノシステムを活用した「マルセイユのユニテ・ダビタシオン」、後期の代表作では1955年の「ロンシャンの礼拝堂」など傑作を多く発表し世界に多大な影響を与えた。