ソビエトの童話ワレンチン・カターエフ作「七色の花」にロシアの人気芸術家ユニット、エリク・ブラートフ＆オレグ・ワシーリエフがイラストを描いた絵本。ある日、野良犬にドーナツを食べられてしまった少女ジャーニャは急いで犬を追いかけて知らない街へ迷い込んでしまう。そこにおばあさんが表れて、七色の花びらを一枚ずつちぎって呪文を唱えると願い事を叶えてくれる魔法の七色の花をもらったジャーニャ。エリク・ブラートフ＆オレグ・ワシーリエフが描くページ一面に描かれた色鮮やかなお花が願いを叶えるごとに花びらが一枚ずつ減っていく様子、願いを叶えるたびに最後は一番お願いしたい大事なことに気づいていくジャーニャの心の動きなど、美しい色彩とファンタジー溢れる構成で表現されたイラストが可愛らしい。全ページカラーイラスト。

2019年版。新本。

サイズ: 29cm×21.5cm / 32ページ / ハードカバー / 紙質：コート紙
＜ロシア語表記＞

作家紹介: エリク・ブラートフ (Eric Bulatov)