イエローとピンクの木製の人形が、「自分たちは、どこからきてどこへいくのかと」、ふたりは、答え見つけようと色々な理屈を展開する。哲学的でユーモラスに描いたスタイグの絵本。絵本とは思えない深遠なテーマが、印象的。

サイズ：21.5cm×16.4cm / ハードカバー / 新本
＜英語表記＞

著者紹介: William Steig （ウィリアム・スタイグ）
1907年アメリカのニューヨーク生まれ。芸術一家に育ち、1930年「ニューヨーカー」誌にイラストや漫画を発表する。1968年、61歳から子どもの本を描くようになり、1970年「ロバのシルベスターとまほうの小石」で、コールデコット賞を受賞。また、ニューベリー賞等数々の賞の候補作となり、1983年「歯いしゃのチュー先生」で全米図書賞、1984年オランダ銀の絵筆賞、1996年「アベルのしま」でフェニックス賞を受賞。2003年没。