少女ケイトの元に突然タイヤやボディなどの乗り物らしきパーツが入った小包が届いた。パパやママは寝ていて気づかない様子。困惑したケイトだったが、小包にはケイトと明記されているので、早速、組み立てることに。出来上がったのは、ロケットの形をした車のような乗り物。それにケイトが乗るといきなり運転ができてしまい、世界中の街を走ったり、ボートのように海を渡ったり、飛行機のように空を飛び、ついに月まで行ったりできる”奇跡の車”。ボブ・ギルの娘であるケイト・ギルをモデルにしたお話。幼い頃によく見た、空飛ぶ乗り物に乗って好きな場所へ行く夢を思いだす。独特なタッチで描かれたイラストが楽しい。

2014年版。新本。 

サイズ: 22cm×22cm / 30ページ / ソフトカバー
＜英語・イタリア語併記＞

著者紹介： Bob Gill （ボブ・ギル)