チェコ人気作家エヴァ・ヴォルフォヴァーの絵本。お庭付きの大きくて古い家に暮らす兄弟マテイ君とハンカ君、パパとママの家族のお話。些細なストーリーと観察、儚い子供の想像、巡る季節、お庭、かぼちゃの成長、喧嘩…、平凡な日々の出来事が子供の視点から見ると非凡になる。著者オルガ・チェルナの幼少期の経験によってインスパイアされた言葉と、エヴァ・ヴォルフォヴァーが田舎で過ごした子供の頃に感じた小さな喜びを布のコラージュと刺繍で表現。歪みを巧に生かした刺繍によるイラストが味わい深い。見返しに描かれたラフドローイングも楽しめる。

2011年版。新本。
 サイズ: 23.6cm×22.5cm / 48ページ / ハードカバー 
＜チェコ語表記＞

作家紹介： エヴァ・ヴォルフォヴァー Eva Volfova